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【ネット】 google(グーグル)からfacebook(フェイスブック)に人材流出 [080529]

1 :地球偵察用生物兵器Mφ ★:2008/05/29(木) 16:12:30 ID:???

 グーグルとフェイスブックの仲が険悪な感じになってきた。

 シリコンバレーの常だが、ここで働く人々はいい職場があるとさっさと移動する。
ペイがいいというだけではない。新しい会社だから起業家精神がまだ残っているとか、
小さい会社だから面白い仕事に直接関われるとか、そして何より、給料よりストックオプションをもらって、
後で大金持ちになろうと考える人々が多いのだ。

 その移動が今、グーグルからフェイスブック方面に向かって起こっているのである。

 グーグルは一昨年から、キーになるエンジニアや管理職をフェイスブックに取られている。
グーグルのページ・クリエーターやGドライブの開発マネージャー、グーグルチェックアウトの主任担当者、
YouTubeの最高財務責任者、そして最近になってグローバルセールズ担当の女性副社長が、
フェイスブックの最高執行責任者として移って行ったのである。

中でもこの女性副社長のシェリル・サンドバーグ氏は、オンライン広告をグーグルの主要収入源として
囲い込んだ立役者。フェイスブックが今後収入モデルを確立していく際の、中心人物になるだろうと
目されているのだ。

 こうしたキーパーソンの移動は、グーグルが大企業になりすぎて、つまらなくなったからだろうというのが
たいがいの見方だが、実際、ちょっと大きくなりすぎて動きの鈍くなったグーグルに比べて、
フェイスブックの発展ぶりには目を見張るものがある。フェイスブックはサイトのトラッフィク数で測る
人気ランキングでは、アメリカで5位にまでせり上がっているのだ。

フェイスブックのCEOマーク・ズッカーバーグは、抜け目のない若者という印象の持ち主だが、
最近は方々でグーグルよりもフェイスブックは若い会社だ、といったような発言を繰り返しているようだ。
つまり、フェイスブックは次のグーグル、というわけだ。

 そこへ来て最近は、グーグルが始めたフレンズ・コネクトというサービスで、フェイスブックのデータを
横取りしていると、フェイスブックが訴え始めたのだ。フレンズ・コネクトは、さまざまなSNS
(ソーシャルネットワーク・サイト)に散らばるお友達を一カ所に集めるようなものらしいが、
それがフェイスブックのプライバシー基準を超えていると理由をつけている。

 グーグルは昨年フェイスブックに投資を試みて、マイクロソフトに先を越されたが、自社のSNSは
いまひとつぱっとしない。フレンズ・コネクトのようなものを作って、トラフィックを誘導しようという魂胆に、
フェイスブックが目を光らせて、データがエクスポートできないようにしてしまったという。

 この小競り合いを見ていると、感慨深い思いに駆られる。
これまでは、最強のグーグルのパワーに目がくらんで、検索こそウェブへの入り口と信じて疑わなかったわけだが、
いや、ひょっとするとシェアすることがウェブの入り口かもしれない。お友達のやっていることや
おすすめを基点にして、その次の情報へ、さらにその先へと進んでいく。
ちょっと内向的な感じがしないでもないのだが、フェイスブックがランキングで1位にでもなったら、
それが本当に証明されることになる。

 あっと言う間に風景が変わる。インターネットの世界は、これだから面白い。
(瀧口 範子=ジャーナリスト)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20080529/1003608/




φ(.. )

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